終わり方

【もしもに備える】アフィリエイターのエンディングノートの作り方

アフィリエイターのエンディングノート

自分に「もしも」のことがあったときに備えて「エンディングノート」を作る人もいると思います。

ただ、一般的にあるのは「生活用」のエンディングノートです(↓こういうやつ)。

それだけでなく、アフィリエイターをやっているならアフィリエイト関連のエンディングノートも作りましょう、という提案です。

ライター業もしている場合は、下記も合わせてお読みください。

関連>>Webライターのエンディングノートの作り方

メリットは次の3つです。

  1. 残された家族の負担を減らせる
  2. 所得税の「準確定申告」の準備になる
  3. 自分自身の整理になる

例えば次のような項目について、表を作っていきます。

  • ASP一覧
  • レンタルサーバー、ドメインなど
  • サイト/ブログ一覧
  • 仕事関係者の連絡先と連絡方法
  • 事業用口座、クレジットカードなど

<ASP一覧のイメージ>

ASP名IDパスワード振込先口座
A8net*******銀行*支店
バリューコマース*******銀行*支店
アクセストレード*******銀行*支店
(以下略)

順番に見ていきましょう。

ASP一覧

相続とASP

相続が発生したとき、ASPの対応は大きく2つに分かれます。

  1. 退会して終了引き継ぐなら相続した人が新規で登録
  2. 相続した人に名義変更して引継ぎ

例えば「A8net」は利用規約の中で「強制退会事由」の1つに「死亡の場合」が書かれています。

そのため個人が死亡するとA8netから強制退会して、残りの確定した成果報酬を受け取ることになります。

公式>>A8net「退会した際には、それまでに確定した成果報酬はどうなるのでしょうか?

基本的には「相続できない」と考えておいて、「相続できたらラッキー」くらいに考えておけばよいのではないでしょうか。

寝ログさんに「広告・ASPアカウントの死亡時個人相続・法人移行可能状況まとめ(2019.7.25)」という記事がありますが、既に3年経っているので個別に確認が必要と考えます。

ASPリストと対応方法をまとめる

ここからはエンディングノート作りです。

私はExcelで作っています。

(1) ASPをリストアップ

まずは自分が利用しているASP各社をリストアップします。

(2) 余計なASPは退会しておく

ASPのリストができたら、その中から「使っていない」「今後使う予定がない」ASPは退会処理をしておくとよいでしょう。

(3) ID,パスワード,振込口座を書く

<例>

ASP名IDパスワード振込先口座
A8net*******銀行*支店
バリューコマース*******銀行*支店
アクセストレード*******銀行*支店
(以下略)

※パスワードをそのまま書くと問題がある場合は、パスワードだけ別のところに保管するという手もあります。
※他にも「必要な項目」があれば追加します(例:ASPのログインURL、登録メールアドレス)。

(4) 個人が死亡した場合の流れを書く

ここからは私の想像になりますが、ひとまず次のように手順を一緒に書いてます。

  1. 本人が死亡
  2. サイトにIDとパスワードでログイン
  3. 「お問い合わせ」を探す
  4. 本人が死亡したことを伝えて対応方法を確認する

相続は個別事情があるものです。

ASPに事前に確認しても1つの回答が得られるとは限らないので、「死んだら対応方法を聞いてもらう」のが現実的だと考えます。

もし、他に良い方法があればぜひ教えてください!

参考:法人アフィリエイター

会社でASPに登録している場合は、個人が死亡しても「会社」自体は残ります。

そのため「代表者の変更」だけでいけるところもあると思いますが、やはり対応方法を個別に確認してもらうのが1番でしょう。

参考:自分の妻には「退会」で終了を

私にもしものことがあって妻が相続しても、妻がブログを続けられるとは思っていません。

ASPについては「すべて退会」をして、新規登録して引き継ぐ必要はないように書き残しています。

レンタルサーバー、ドメインなど

ASPは「入金(売上)」の方なのでまだいいですが、レンタルサーバー、ドメインは「支払」の方なので放置するとそのまま課金され続けます。

他にも銀行口座の引落しやクレジットカードで、アフィリエイト関連でサブスクサービスに登録しているものがないか確認しましょう。

特に年1回の自動引き落としは漏れやすいので注意が必要です。

<例>

  • 分析用ツール
  • WordPressテーマ(サブスク)

ASPと同じ流れで

  1. リストアップ
  2. 余計なものは削除
  3. ID,パスワード,支払方法を書く

ことで、整理しておきます。

<例>

名前IDパスワード支払方法
**サーバー********カード
**ドメイン********カード
分析ツール「**」******PayPal
テーマ「**」******PayPal
(以下略)

※パスワードをそのまま書くと問題がある場合は、パスワードだけ別のところに保管するという手もあります。
※他にも「必要な項目」があれば追加します(例:ログインURL、登録メールアドレス)。

手順書もASPと同じです。

  1. 本人が死亡
  2. サイトにIDとパスワードでログイン
  3. 「お問い合わせ」を探す
  4. 本人が死亡したことを伝えて対応方法を確認する

サイト/ブログ一覧

アフィリエイトを行っているサイト/ブログの一覧を作成します。

<例>

サイト/ブログ名URLIDパスワード
***********
***********
***********
(以下略)

※パスワードをそのまま書くと問題がある場合は、パスワードだけ別のところに保管するという手もあります。
※他にも「必要な項目」があれば追加します(例:ログインURL、登録メールアドレス)。

仕事関係者の連絡先と連絡方法

自分にもしものことがあったときに迷惑をかける取引先への連絡です。

特に最近は電話やメール以外の手段で連絡している場合も多いと思いますので、連絡方法も一緒に書いておきます。

<例>

名前役割連絡方法
田中タロウライターChatWork
タチバナ茜イラストレータChatWork
鈴木チカラ税理士電話(03-1234-****)
(以下略)

事業用口座、クレジットカードなど

個人事業用に銀行口座やクレジットカードを持っている場合は、その情報をリストアップしておきます。

また、クラウド会計ソフトなどのサブスクサービスもリストアップしておきます。

<例>

名前IDパスワード
*銀行*支店******
**カード******
**会計ソフト******
(以下略)

保管場所

自分の場合は

  • Excel自体をネット上で保管(ストレージサービス)
  • 印刷した紙で保管

の2つを同時にやってます。

これは何が正解とかはないので、自分と家族が納得できる方法を考えましょう。

準確定申告でエンディングノートが活躍

準確定申告とは?

個人で相続があったときに必要なのが所得税の「準確定申告」です(相続税の申告とはまた別です)。

出典: みなと相続コンシェル

ふつうは個人事業主として毎年1月1日~12月31日までの取引をもとに確定申告します。

しかし相続が発生すると、残された人「その年の1月1日から死んだ日まで」の所得を計算し、確定申告をします。

これを「準確定申告」といいます。

申告書の提出期限は相続後4か月以内です。

参考>>みなと相続コンシェル「【わかりやすく】準確定申告を解説!必要?不要?期限は4か月!

税理士に依頼するのが無難

ふつう、残された人は「何をしたらいいかわからない」ので、税理士にお願いするのが無難です。

もしすでに顧問税理士がいれば、真っ先に連絡してもらい、準確定申告をお願いしましょう。

<手続きの流れ>

  1. 誰が準確定申告をするのかを決める(税理士に依頼)
  2. 必要書類を集める
  3. 申告書類を作る(税理士が作成代行)
  4. 申告書を税務署に提出する(税理士が提出代行)

この「必要書類を集める」ときに、エンディングノートが活躍します。

  • ASP→「売上」を確定させるために必要
  • レンタルサーバー、ドメインなど→「経費」を確定させるために必要
  • 仕事関係者の連絡先と連絡方法→「売上・経費」を確定させるために必要
  • 事業用口座、クレジットカードなど→「お金の流れ」を確認するのに必要

これらの情報を整理しておけば、税理士さんに依頼してからスムーズに動くことができます。

今すぐ、自分自身の仕事の整理になる。

エンディングノートを「今」作るメリットはもう1つあります。

それは作ること自体が、自分自身の仕事を整理することにつながる点です。

日々、忙しくて放置していたり、あまり考えていなかったことに整理しながら気づくことがあります。

とりあえず、使っていないASP・サービスは減らしておきましょう。

最後に

エンディングノートは一度作ったら終わりではなく、内容が変わったら更新していきましょう。

すぐ追加・削除・修正ができるように、私はExcelで作るようにしています。

「その都度、変更するのが手間」

という場合は、3か月に1度、あるいは半年に1度、決まった日に見直すようにするのも良いでしょう。

いきなりゼロから全部作ろうとすると面倒になってやめてしまうので、まずは「ASP一覧」から作ってみてはいかがでしょうか。

※ふつうのエンディングノートはこれ(↓)が売れ筋です。

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