FIRE

【お金は手段】FIREで時間貧乏父さんから「時間持ち父さん」になろう。

jikanmochi

「FIRE(経済的自立&早期退職)とは一体何か?」

私の答えは

時間持ちになること」

です。

『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』という本に、お金の流れに応じて4つに分けた「キャッシュフロー・クワドラント」という考え方があります。

  1. 従業員
  2. 自営業者
  3. ビジネスオーナー
  4. 投資家

これを「時間」という観点でアレンジすると、次のように左側(時間の不自由)から右側(時間の自由)に移ることがFIREではないかと考えます。

キャッシュフロークワドラント

「時間貧乏父さん」ではなく、「時間持ち父さん」になるわけです。

目的と手段

お金持ちになることがFIREの目的?

と聞かれたら

「それは違う」

と多くの人が答えるのではないでしょうか。

お金持ちになるのは目的ではありません。

時間持ちになるための有効な手段です。

  • 目的:時間持ちになる
  • 手段:お金持ちになる

確かに時間持ちになるためには、ある程度のお金を持つ必要があります。

しかし、ある程度のお金を持ったら、その後は増やす必要がありません。

結果的に増えることは喜ばしいことです。

ただ、既に「時間的自由」を達成しているなら、そこからどれだけ財産を増やすかは個人の好みの問題です。

例えばリーンFIRE(最小限の生活)をしている人に対して

「たったそれだけしか財産がないのか」

という人がいますが、その指摘はあまり意味がないのかもしれません。

重要なのは「お金の量」より「時間の量」です。

1日24時間が自分自身でコントロールできているなら、やはりFIREです。

※財産が少なすぎると環境変化で簡単に生活維持ができなくなる場合もあるので、その心配をしている可能性もあります。

関連>>【理想の生き方とは?】「日本人漁師」と「サイドFIREを目指すコンサルタント」の話

フリーランスは本当に自由か?

「時間の自由なら、早期退職してフリーランスでもいいのでは?」

という疑問もあるかもしれません。

自分もそう思った時期がありました。

会社員と違って

  • 時間の自由
  • 場所の自由

があると言われます。

一見、1日24時間が自分自身でコントロールできているように見えます。

・・・しかし本当に自由なのは

  • 働く時間の自由
  • 働く場所の自由

です。

経済的に自立していない以上は、必ず自分が働かなければなりません

確かに「何時に働くか」は自由ですが、

働かない自由がない

のがフリーランスです。

労働時間をゼロにすることができません。

だから本当の意味での「時間の自由」はありません。

キャッシュフロークワドラント

キャッシュフロー・クワドラントの考え方を利用すると、会社員(従業員)からフリーランス(自営業者)になるのは働き方が変わったにすぎません。

左側(時間の不自由)から抜け出せていないわけです。

最後に

さて、今回は

FIREして時間貧乏父さんから時間持ち父さんになろう

という話でした。

別に全ての人がFIREをする必要はありません。

ただ、

自分の時間を少しでも自由にコントロールしたい

と思っている人は多いのではないでしょうか。

それは自分の人生をコントロールすることにつながります。

さて、実際にFIREした人たちは「自由な時間」を「何」に使っているのでしょうか。

  • 趣味に全力の人
  • 自分が好きな仕事をする人
  • 事業をするのが大好きでまた新規事業を立ち上げる人
  • 育児をして子どもの成長を見守る人

見ている感じではいろんな「時間の使い方」があると思います。

一方で、

「時間が欲しいというより、会社や仕事が嫌だからFIREをした

という人もいると思います。

「時間持ちになったけど、特にやりたいことがない

というのも1つの答えだと思います。

そういうときは自分の今までを棚卸(たなおろ)しするためにも

ブログを書く

のはいかがでしょうか。

書くことで、頭の中が整理されていきます。

言葉にすることで、よりよく考えます。

FIREするほどの人なら、ネタも豊富でしょう。

後に続く人たちのためにも、書いてみてはいかがでしょうか^^

別にお金を稼ぐためにブログを書く必要はありません(FIREしていれば余計にどうでもいいですね)。

自分と対話

するために、ブログを書いてみませんか。

自分の過去を振り返り、これから続く自分の未来を充実させるきっかけになることを祈っています。

参考:クロネのブログ講座

<本の紹介>

キャッシュフロー・クワドラントに興味がある人は、この本をぜひお読みください。

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