会社員時代、経営コンサルタントとしていろんな業界・業種・会社を見てきました。
自分が見てきた社長たちは
会社でガンガン働く社長
でした。
夜だろうが土日だろうが、トラブルが発生したらすぐに従業員に指示を出します。
自社ビルや大きな工場を持ち、多くの従業員を組織して、大きな売上を生み出していました。
まさに社長のイメージどおりです。
その生き方を見ていて気づいたのは
時間がない
ということでした。
結果、自分が社長になるときに選んだのは
自宅でのんびりひとり社長
という生き方でした。
どっちか良いか悪いかとかはありません。
大事なのは、どの生き方が自分に合っているかです。
オフィスはいらない。自宅があればいい。

業種によってはオフィス・工場・店舗などが必須の場合もあります。
私の場合は
- 経営コンサルタント
- ネットビジネス
- WEBライター
- 太陽光発電投資
- 株式投資
をやっています。
どれも特定の場所が必要ありません。
会社を設立したときは試しにレンタルオフィスを借りてみたのですが、失敗でした。
自宅でパソコン1台あれば十分仕事ができるので、行かなくなったのです。
また、
- シェアオフィス
- コワーキングスペース
- カフェ
という選択肢もあります。
気分転換で利用することはありましたが、絶対にないと仕事ができないということはありませんでした。
特に最近は行きづらくなりました。
私の場合、仕事は自宅で十分でした。
働きやすい環境にするために、自宅を快適にすることに力を入れました。
ますますおうち大好きになりました。
大きな売上はいらない。時間がほしい。

会社は大きくするもの・・・
そのためには右肩上がりの成長を・・・
そのためには当期の売上を・・・
そして事務所を拡大して人を雇って・・・
といった形で、インフレを起こしやすいのが会社です。
というか、会社を大きくするのを手伝う仕事をしていました。
特に上場企業は四半期ベースで結果を求められます。
見える形で成長することを義務づけられています。
一方、ひとり会社では、別に右肩上がりに売上を伸ばす必要はありません。
それよりも売上を増やすことで自分の時間がどんどんなくなっていく方が私にとっては問題でした。
だからいくら稼げる仕事があるとしても、自分の時間を減らすことはあえてスルーしてきました。
「もっとやれば稼げるのに」
「なんで上を目指さないんだ」
と言われることもありましたが、自分の目的に合わないのでやりませんでした。
関連>>本当に会社を大きくしないといけないの?目的を考えた「会社を大きくしない」という選択肢
従業員は雇わない。自分ひとりでできることをやる。

社長ひとりだけの会社なので、従業員は雇いません。
自分ができることを、自分の目が届く範囲でやっています。
会社員時代、最後の方は人の管理や教育ばかりしていました。
毎日考えることはヒトのことばかりです。
それがかなり自分にとってストレスで合わないと思ったので、人を雇わないと決めました。
そうすると
- 人件費という固定費がない
- 管理という仕事がない
- 教育という仕事がない
- 人間関係で悩まない
といったメリットがありました。
管理職より職人の方が向いてるんでしょうね。
「人を雇って事業を拡大するのが会社だろう」
というご意見に対しては、右肩上がりの経営を目指していないのでスルーしています。
経営コンサルタントとして、顧客が発展することで世の中に貢献したいと考えています。
もともと黒子的な存在です。世の中に間接的に役に立ちたいと思います。
関連>>ひとり社長の雇わない経営が、人とお金の悩みを解決する。
自宅でのんびりひとり社長という生き方
- オフィスはいらない。自宅があればいい。
- 大きな売上はいらない。時間がほしい。
- 従業員は雇わない。自分ひとりでできることをやる。
そんなわけで、自宅でのんびりひとり社長という生き方になりました。
毎日毎日、仕事と時間に追われることはありません。
仕事に関するストレスもたまーにあるかどうかで、毎日ストレスを抱えていた会社員時代から比べると天国です。
Twitterで活躍している方たちを見ると、次々に新しいことをしてどんどん上を目指しています。
自分も余裕があるので、やろうと思えばできます。
・・・でも、
できるけど、
あえてやらない。
なぜなら自分の目的と一致しないからです。
このブログを書いているのも自分の目的の確認です。
そこを間違えるとおかしくなるので、ブレないようにのんびりやっていきます。
・・・展開としては、異世界スローライフ系の小説みたいな話なのですね。
Sランク冒険者を目指したり、魔王を倒したりとかはもう十分、会社員時代にやったので、のんびりスローライフを送りたい。